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4月の観劇記録(歌舞伎)

ひさびさにこちらに出てきました。GWも終わり團菊祭も見たというのに・・・4月の芝居の感想をとりあえずメモ程度に。

●浪花花形歌舞伎第3部/松竹座
「夏祭浪花鑑」
愛之助さんの団七はどこか「上品」で、浪花のチンピラにはちょっと見えない。泥場では気迫のこもった見得のそれぞれが本当に息をのむ美しさ。千穐楽ということもあったのかもしれませんが、とても気持ちが入った殺し場でした。うっとり。
亀鶴さんの徳兵衛は、出てきた瞬間の格好よさと色っぽさにくらり。亀鶴さんは独特の色気を持っていらっしゃると思います。ただセリフが若干聞き取りにくいところがあったのは残念。

●陽春花形歌舞伎/御園座
「盟三五大切」
源五兵衛が家財道具を持ち出させる場面は「浮世柄比翼稲妻」を彷彿とさせる。間違いなく作者が同じ(南北)であることが分かる。
三津五郎さんの源五兵衛。自分が斬った小萬の首を懐に入れ、うっとりと愛しそうな表情でそれを眺めながら花道の引っ込み。客席はしーんと静まり返り、薄闇の中、響くのは雨の音だけ・・・ものすごい濃密な時間と空間。ここだけでなく花道の出の時にも、源五兵衛の色気と殺気・執念・妖気のようなものが入り混じったものが三津五郎さんに絡み付いていて怖い怖い。ぞくぞく。この作品もいつか金丸座で見てみたいと思いました。

「芋掘長者」
そして三津五郎さんは、源五兵衛にまとわりつかせていたドロドロとした気をみごとに洗い流し、お姫さまに恋焦がれる純朴な芋掘りとなって舞台に登場したのでした。いつものこととはいえ、おみごとです。踊りの名手にあえて踊れない役として舞台上で踊らせるという趣向自体が非常に面白い演目ですが、やはり三津五郎さんの「踊り」ファンとしては・・・もっともっと「舞踊」が見たいです。

●歌舞伎鑑賞教室/南座
2年ぶりの鑑賞教室・・・昨年はチケット完売で入場できなかったのでした。失敗は繰り返すまい!と気合を入れて、今年は前売り購入。
前半は桂九雀さんの恒例「南座と歌舞伎」についてのお話。客席から選ばれてお姫様の衣装をつけることになった女子高生がかなりイケてて、客席爆笑。今年は歌舞伎の舞台装置の裏側を見せてもらえたのですが、「いかに簡単に壊すことができるか」に主眼が置かれているという大道具の簡素なつくりに改めてびっくり。あんなに簡単なニセモノで作られているというのに、実際の舞台になったら何の違和感もないんですよね。作り手の技術も素晴らしいですが、やはり芝居空間というのは、ウソをホントにする力があるんだなぁと思いました。
上演されたのは「京人形」。もちろん吉弥さんが京人形。立ち回りがカットされているので実質上演時間は20分ほど。ちょっと物足りないけれど、歌舞伎初めてという学生も多い鑑賞教室では、これくらいが適当なのかなぁ。

歌舞伎 ]
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京都の宴  at 2007/06/07 00:11
[『南座』について] 南座南座(みなみざ)は京都市東山区にある劇場。正式名称は京都四條南座(きょうとしじょうみなみざ)。松竹が経営する。総座席数は1,086席。江戸時代から続く歌舞伎の劇場で毎年11月末日より12月末まで行われる顔見世公演は京都の風物詩となっている。このときには役
TB URL :: http://carpediem2005.jugem.jp/trackback/307