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マカオへの旅(5)〜2日目後半

丘の上の教会に到達。この段階でかなりヘロヘロなのですが、ここから降りなきゃ食事にもありつけません。来た道を引き返すのではなく、文字通り丘を越えて海側へと進みます。
海側の斜面は、おそらく植民地時代にポルトガル人が住んでいたんだろうなと思わせる美しい住宅が並びます。香港でいうヴィクトリアピークあたりみたいなところかな。暑い時間帯のせいか、まるで人通りはありません。

どうにか海側へとたどり着き、てろてろと歩いていくと現れるのは、これまでのポルトガル気分と正反対の中国寺院、媽閣廟(マァコッミュウ)。さっきまでの人通りのなさがウソのよう、ここは中国人の観光客でいっぱい。まるで違う国にきたようです。

寺にお参りもすませたところで体力もつき。寺の前からセナドへ一気に戻ることに。
適当に時刻表を読んで番号を調べ、止まったバスに乗り込んだところ、運転手さんにいきなりいわれました。
「トイメン」
・・・・・・あぁ、向かい側ね。と理解したあとで気づく衝撃の事実。わたし運転手さんが何いったか分かった〜〜〜!わたしの知ってる数少ない中国語の「トイメン(対面)」、運転手さん、日本人だったら「トイメン」は理解できるってことを知っているのか、それとも偶然だったのか。いずれにせよ、運転手さんのツボをついたひとことのおかげで、スムーズにセナドに戻ることができました。ありがとう!

さーとりあえず一服したい。
なんとなく中国モードになってきたところで、ランチは詠藜園。セナド広場のすぐ近所のビルの中にある香港の有名店の出店です。お茶と坦々麺でようやく一息。ふー。
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マカオへの旅(4)〜2日目

初日の夜はコロニアルな建物の間から覗く名月を楽しみ、そしてカフェでほっこり。マカオは意外なほどコーヒー文化が浸透していないようで、わたしが入ったカフェは外国人と若い子たちばかりでした。

翌朝、長旅の疲れをホテルの快適なベッドで癒したら、ホテルのカフェでモーニング。今回の旅の目的のひとつ、それはこちらマンダリンオリエンタルのカフェ、ベラ・ヴィスタでのお食事です。
わたしが「マカオ」と聞いてまず思い浮かべるものは、沢木耕太郎の『深夜特急』に登場し、「僕」がギャンブル(「大小」)にハマっていく魅力と危険に満ちた街です。実はベラ・ヴィスタというのは、「僕」が滞在し、ここから毎日カジノに通ったという当時のマカオに存在した名物ホテルの名前なのです。このホテルはマカオが中国に返還された際にポルトガルの領事館か何かになってしまい今はホテルとしては存在しないのですが、マンダリンオリエンタルのカフェは、このホテルの面影を再現したものとなっているそうで、20代のころ『深夜特急』と「旅」に夢中になったわたしにとってここは、「こりゃ行っておかないと!」という場所のひとつなのでした。

ベラ・ヴィスタは、ここがマカオ=中国であることを忘れさせる、南国のリゾートのような優美ででもどこか気だるい雰囲気を持つカフェです・・・が、今は朝ごはん!のんびりするのは後回し!
ああ、朝からスモークサーモン食べられる幸せ・・・。朝のビュッフェ最高。並んでいる食べ物の種類が決して多いわけではないのですけれど、幸福を感じられるラインナップ。あぁベラ・ヴィスタ云々じゃなくても、このホテルに宿泊して良かった。
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マカオへの旅(3)〜初日編

・・・前回のエントリより1ヶ月近くたってしまいました。
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龍記(Long Kei)。ガイドブックにも登場する広東料理レストラン。さんま〜ろ〜側からセナドに入って広場の左側手前の建物。

店の中は外から見えないので、少しドキドキしながら小さな扉を開けて入ると店員登場。『2人で〜す』と身振りで伝えるとあとはスムーズ。ことばの通じない国のレストランで食事する時のこれは魔法のジェスチャーです。
開店したばかりの時間帯ながら、さほど広くない1階のテーブルはほぼ半分くらいの入り。中秋節だからなのか、家族連れが多い。テーブルに並ぶたくさんのお皿を見ながら・・・やっぱ中華は多人数がいいよなぁ(羨)。どうやら奥か2階にも部屋があるらしく、そちらから出てくるひとたちも多い。観光客もいますが、かなり繁盛している様子です。
あまり愛想のないおじさんに席に案内されたら、さっそくメニューで食事選び・・・ですが、メニュー豊富!ものすごい分厚さです。ことばの表記は中国語、ポルトガル語です・・・に、日本語のメニューも貰えました(確か)。さー、何から飲もうか!といいたいところですが、郷に入れば郷に従え?と、まずは周囲を見回して様子を伺います。うーん、やっぱり誰も飲んでない。実は以前に妹と台湾旅行した時にも気づいたのですが、マカオのひとたちもやはり外食時には飲まないのが普通のようです。じゃ、残念ですがわたしたちもやめ。このあとも妹とふたりして終始周りの人たちの注文の仕方、食べ方、飲み方をチェックしていたのですけれど、ほぼ満席のレストランの中、家族連れのお父さんがそれも食後にビール一杯飲んでたのを見ただけでした。

さ、注文だ。おじさんがメモ帳とえんぴつを置いてってくれたので、食べたいものをそこに書きます。スープは・・・えーこの鶏のやつ、で、魚は海老で、肉は・・・とひととおりメニューの番号を書いておじさんにわたしたら・・・・・・ごめーん、おじさん、メニューのページを繰って何を注文したのか拾ってる。すまんすまん、漢字で注文した食事の名前を書きゃよかったのね。でもドイツじゃ数字で言えって習ったんだよー(それはワインか)。お茶を飲みつつ待つことしばし・・・・・・。
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マカオへの旅(2)

「つ、着いた・・・」

雨で荒れた海を1時間、香港を出たフェリーは16時半にマカオに到着。乗ってすぐにヤバイと思って眠ったからよかったものの、乗り物に弱い人間には相当辛い揺れでした。それにしても、名古屋のホテルを出てからここまで9時間半。数年前まではいったん香港へ入境してからフェリーポートに移動だったのが、現在はトランジットで空港横のポートからフェリーに乗れるようになったためこの手続きはスムーズ・・・で時間短縮できてそうなものなのですが、空港からの船の便数が少ないのでかなりここで待たされることに。次は直行だ、絶対に直行便だ・・・そう思いつついよいよ上陸。
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マカオへの旅(1)

2泊3日でマカオに行ってきました。国外に出るのは4年ぶりのことです。

旅のきっかけは妹に「どっか国外にいこ〜」と誘われたこと。お互い長い休みはとれないので、行き先候補はおのずと近場。香港、マカオ、台湾、それとも韓国のどこかということになります。最初の候補となったのはマカオ。妹もわたしも時間さえあればヨーロッパに行きたいという気持ちを持っているため、本場ポルトガル料理もワインも楽しめるだろうし、世界遺産の街並みもあるということで、マカオの名前が挙がったわけです。

しかし・・・

「あかん、チケットとれへん」

そもそも、動きだしたのが出発の2週間前。旅行会社に問い合わせた妹曰く、世界遺産への登録、ラスヴェガス資本のカジノの建設ラッシュ、加えて最近、某旅行番組で特集が組まれたことなどもありマカオは人気上昇中ということ。
「うーん、マカオがダメってことは、(同じ飛行機を利用する)香港もダメやねんなー」
とりあえずキャンセル待ちをすることにしながらも、ムリな場合には台北かソウル、または済洲島・・・とりあえずどっかに行くことだけは決定して有給を申請。キャンセル待ちの期限である1週間前まで待ってみましたが、旅行会社からはキャンセルでないとの返事。
「残念やなー、せっかくポルトガル料理とポートワインの口になってたのになー」との妹のことばに深くうなずきながら、早く行き先を決めなきゃどこにも行けなくなってしまうぞと少し頭が回転をし始めたためか、ふとした考えが頭に浮かびました。
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